蝉王戦決勝トーナメント マモ 対 かいたい
蝉王戦決勝トーナメントの、かいたいさんとの自戦記になります。
1戦目
先手:マモ
初期手札:2333456JQKK
先手番で絵札が4枚あり悪くない手札。
最初4KQKJ→残りを考えましたが、残りが3の倍数なのでKKJを軸にした戦法で考え直します。
最初に出す3枚にQを入れたいけどいい組み合わせが思いつかない。
643→KKJと出すと、残りが2,3,3,5,Qで知らない組み合わせ。
5枚6桁は基本覚えていないし、他の組み合わせを考える時間もないのでとりあえず643を出します。
マ:643
これで小さい数で返してくれればQ23→KKJ→53と出していくのですが・・・
か:131010=95*86*764*11(ペナルティ)
かいたいさんカマトトをしました。
ここでKKJを出してもKKQで返される可能性はそれほど高くはないのですが、2,3,3,5,Qの組み合わせを知らないので、失敗した時に枚数と手札の強さで負ける可能性が高くなります。
かいたいさんはQKJKより大きい数はまず間違いなく持っているので、返された後革命の可能性もあるのですが、ちょっと攻めてみようと思い、3253→QKJKと出すことにします。
マ:3253
か:KXTK(X=J)
予想通り返されはしたものの、KJQJではなくジョーカーを使ってKJTKで返してきました。Jを1枚も持っていないようです。
返すことはできないので、ドローしてカマトトかなーと思ってドローしたところ、なんとJを引きます。
これでKJQJ→Kと出すことが出来ます。
マ:KJQJ
か:パス
マ:K(勝利)
いい戦法ではなかったと思いますが、最高のタイミングでJを引き当て勝利することが出来ました。Qを入れた3枚出しで組めなかった時点で、3枚出しは諦め4枚出しで3463→QKJK→523と3463→KKJ→Q253の二刀流に切り替えた方が良かったと思います。
2戦目
先手:マモ
初期手札:AA3579TTQQX
最初、7QTTQK→残り、出そうと思いましたが、9QQTTJの方が大きいことに気付いたため、9QQTTJ→57→3AAと出すことにします。
マ:9QQTTX(X=K)(ペナルティ)
!?
出した直後に気付きました。JとK間違ったと。
マウスの操作ミスというよりは、最初Kで出そうと思っていたのでKで出してしまったという間違いです。
結構ショックが大きく、かいたいさんが全出しして自分の手番が回って来ていたことに、しばらくしてから気付きました。
現在手札:AAA3355779TTTQQQX
か:12356888991111(ペナルティ)
絵札がJ、Kが無くてTとQが3枚ずつと、手札が悪い。革命はしたいけど2がなくドローしたけど引いたのは7。
とりあえずグロタンカットで時間を稼ぎます。
マ:57
グロタンカット後Kをドロー。調子に乗ってもう一度グロタンカットをしますが、引いたのは9。
3枚ずつあるTとQの処理に悩んでいたところで、時間ギリギリだったので、咄嗟に997を出します。
マ:997
咄嗟だったとはいえ、KKJすら出せない手札で3枚出しは完全な悪手。
とりあえずかいたいさんがどう対応してくるか様子を見ます。
か:98J
かいたいさん返してきました。ただこちらには3枚出しを続けるメリットがないのでカマトトで山札を回収することにします。
出す前にドローしたところKを引きます。(どうせカマトトするのでドローはしてもしなくても同じ)
マ:QQQ=XAAA*33TTTKK(X=A)(ペナルティ)
現在手札:AAA233445556677TTTTQQQQKKX
Kが2枚にジョーカーが1枚で、Kの数は互角ですがTとQの処理に困る手札。
か:66A
かいたいさん3枚出し。KKQを出されると返せないのであまり刻ませたくない。
ドローで9を引く。Kとジョーカーは温存しつつ、大きめの数で返したいため、QT7で返します。
マ:QT7
か:KKJ
返すことができないため、9をドローしてパス。
マ:パス
か:11211312234457788899(ペナルティ)
かいたいさん全出し。山札が0枚の状態で手番が回ってきました。
Kとジョーカーの数は互角だけど、こちらはAが3枚あって山札が無い状態なので、革命してパスならAをドローして少し有利になるのではと思い、革命することに。
マ:A729
か:パス
予定通りパスしてくれました。しかしここからどう組み立てるか考えるけどいい作戦が思いつかず、時間がギリギリになったので咄嗟に5枚出しをします。
マ:56659
か:24889
返されてしまいました。AA443がたしか素数だけどAを2枚使うので、これで手番をとってもカマトトされてAを2枚回収されるとこちらが不利になるので、Aは1枚で抑えたい。しかしこの手札Aを1枚だけ使う素数がわからない。時間ギリギリでドローしていないことに気付き2をドロー。A2343が出せるが間に合わず時間切れ。
マ:時間切れ
か:A729
かいたいさん革命返し。当然ですね。
ドローで5を引きます。手札に7が無く、overKJQJ勝負はしたくないので本来刻まずに大きい数で返すべきところですが、いい素数が思いつかず時間が無かったので小さい数で返してしまう。
マ:4523
これ悪手で、本当はKを使ってでも大きい数で返すべきでした。
か:8647
QQT3を思い出したので、QQT3を出します。しかし一手遅かったかもしれない。
マ:QQT3
か:6JTJ
厳しいですね。何をしてもoverKJQJで返されそうです。いい策が思いつかず時間切れ。
か:KQJK=683*19211
マ:パス
か:57
か:37(勝利)
ミスが多い試合でした。特に4枚出しの対応を間違えたのが致命的でした。
3戦目
先手:マモ
初期手札:AA345779KKX
57とKが2枚にジョーカーが1枚あり、KKJを軸に組んでくださいと言っているような手札。
947→KKJ→57→3AAで組めたので、947から出すことにします。
マ:947
待っている間にカマトトされた場合の手を考えます。
ジョーカーをT、AAをJとして考えれば、3KTKJが出せるのでカマトトされたら57→3KTKAAを出すことにします。
か:T49
返してきたので、KKJで返します。
マ:KKJ
マ:57
マ:3AA(勝利)
初期手札でKKJがあり、手札に恵まれ勝利。
4戦目
先手:マモ
初期手札:A2335779TTJ
絵札がTが2枚にJが1枚と、微妙な手札。
強くはないですが、92ATTJ→57→733で組めたので、92ATTJを出します。
マ:92ATTJ
か:9KQKTJ
絵札5枚で返されてしまいました。
しかし、かいたいさんが失敗する可能性もあるのでドローせずにパス。
マ:パス
か:2J
かいたいさん、まだ絵札があったようです。
Jを引ければ3Jで返せるので、ドローに賭けます。
・
・
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7でした。どうしようもできないのでパス。
マ:パス
か:66541(勝利)
手札的に不利だったものの、先に75337を出し、かいたいさんがKKQTJで返してきていれば自分も絵札が残っていて違った結果になっていたかもしれません。
5戦目
先手:かいたい
初期手札:A22455688TK
絵札が2枚で偶数が多く、手札が悪い。
か:101012131357789(ペナルティ)
かいたいさん全出し。絵札多そうですね。
手番が回ってきてドローするが5。どうしようもないのでこちらも全出し。
マ:T24555688K(ペナルティ)
現在手札:A22334445556678899TTJKKX
Kが2枚とジョーカーが1枚あるものの、絵札が全部で6枚と少ない。
か:57
か:9277
かいたいさん4枚出し。こちらはQがないしあまり大きいoverKJQJは出せなそう。
8をドローし、刻ませないためにKJTKで返します。
マ:KJTK
か:KJQJ
マ:6をドローしパス。絵札の数ではおそらくかいたいさんの方が有利。
か:86423
5枚出し。こちらはジョーカーを入れても絵札が2枚しかないのでカマトトで山札を回収します。
マ:99888=12233*4445
か:9TJQKTAAQA3
かいたいさん11枚出し。
絵札が沢山入っているので11枚22桁か10枚20桁をばらした数で返したいところ。
しかし11枚22桁は覚えてなく、10枚20桁は昔覚えたのがあった気がするけど思い出せない。
考えるが思い出せず時間切れに。
マ:時間切れ
か:QK(勝利)
11枚出しに対応できず敗北。完全に知識不足でした。
試合全体を通して、2戦目が初手間違ったのが非常に悔やまれます。
かいたいさんはnishimura蝉王も倒しているので、この勢いのまま優勝してほしいです。